FC東京バレーボールチーム、譲渡が正式決定

先日の記事でFC東京バレーボールチームの消滅危機が全体移籍という方法で回避される可能性が浮上したことをお伝えしましたが、本日、日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)より正式に発表されました。

FC東京バレーボールチームの譲渡について
https://www.vleague.jp/topics/news_detail/22417

【ご報告】FC東京バレーボールチームの譲渡について
https://www.fctokyo.co.jp/volleyball/news/1785

譲渡先は既報の通り、株式会社ネイチャーラボ[NatureLab]様です。チームの消滅により本人の意思にかかわらず引退を余儀なくされる選手が出てしまうという事態を避けられたことは、本当によかったと思っています。
関係者もホッとしていると思いますし、水面下で交渉を行いまとめ上げたことに対しては感謝しています。しかしながらFC東京バレーボールチームが活動休止を発表したときの発表にあった、「取り巻く事業環境の変化、中長期的な事業成長の可能性、Vリーグの将来に向けた事業化・高度化計画への対応等を総合的に検討した結果、活動を休止することを決定」したという点に関し、その後、どれだけの努力が行われ、よい方向へ向かっているのかという点についてはまだまだ不明瞭です。コロナ禍で思うように試合が出来ない環境が続く中、同じような状況に陥るチームがこれ以上でないようになってほしいものです。
日本バレーボール協会に新会長も誕生したことですし、両者が協働して事態が改善されることを祈るような気持ちで見守っています。

最後に、新チームの活動拠点はどこになるのでしょうか。チームの消滅が回避されただけで御の字でから贅沢は言えませんし現実的な問題もあるでしょうが、地元のチームとして応援する気持ちがあっただけに、調布市民としてこれからも調布市にいてくれないかなあ、というのはさすがに虫がよすぎでしょうか。