東京オリンピックの男子バレー開幕まであと20日

東京オリンピックの開会式が行われる7月23日まで、すでに20日を切りました。
東京都では新型コロナウイルスの感染者数がまた増加傾向にあり、状況的にはまん延防止等重点措置の延長が確実な情勢で、場合によっては緊急事態宣言の再発令もありそうです。バレーボールだけでなく、様々な競技のチケットを持っている方もいるでしょうから、その場合の自分のチケットはどうなるんだろう、ということが気になっている方も多いと思います。

本日(7/4)の段階の報道では、まん延防止等重点措置が延長された場合、観客の上限を5000人とし、チケット購入者数がそれ以上の大規模会場と午後9時以降の競技は無観客となる見通しのようです。
※共同通信の報道
“東京五輪、4割程度が無観客に 上限見直し案適用で”
https://nordot.app/784162179188260864

ブログ主は日本の試合も見られるチケットを含め複数枚の男子バレーのチケットを持っていますが、この感染状況ではさすがに行くべきか否か、かなり迷っています。ワクチン2回接種+2週間という条件を満たしていれば、感染対策はするものの多少は安心して観戦に行けますが、調布市のワクチン接種の進捗は非常に遅く、先日ようやく64歳以下で基礎疾患がある方の接種が始まったばかりです。基礎疾患のない64歳以下の人が接種できるようになるのは早くて8月以降でしょうし、そのスケジュールでは2回接種+2週間を満たした頃にはパラリンピックも終わっていそうです。恐らく自分の生きているうちに日本で夏季オリンピックが開催されることはもうないだろうということを考えると一生の思い出に観戦したいところですが、観戦に行ったはずが感染しに行った、では洒落になりませんのでなかなか決断がつきません。

ところで、東京オリンピックで男子バレー日本代表の試合を見たい理由は他にもあります。
皆様は、先日まで1ヵ月以上にわたり開催され、BS-TBSで全試合放映されたVOLLEYBALL NATIONS LEAGUE(VNL)2021をご覧になったでしょうか。世界トップレベルの国も含めて多くの対戦が毎日見られましたが、その中でも日本の男子バレーが過去と比べてかなり進化していることを感じさせられる大会でした。大会結果だけからいえば、女子はメダル争いをしたのに対して男子は決勝トーナメントに出場できなかったわけですが、日本代表のやっているバレーは面白く、少なくとも2014年や2012年以前に感じていた「いつまで昔を引きずってるの?」というような印象はまるでありませんでした。
ここしばらく忙しくて全然記事が書けなかったものの、以前書いた記事の続きで触れようと思っていた内容をそのまま日本代表がやっていたり、またものの見事にそれでやられていたり、と見応えのある試合ばかりでした。またブラジルやポーランド、アメリカ、フランスといった国同士の対戦も見ていて引き込まれるような試合ばかりでした。VNL2021については有料配信も行われていたので、課金した人は何度でも楽しめるのがいいですね。

さて、次回はすぐ上で書いた、VNLでも見られた攻撃について書く予定です。シンクロ攻撃 の効果を上げようとする攻撃側の意図、それを何としても阻止しようとするブロックの戦いの観点から見ていこうと思います。